子猫のFIV陰転について
2007/10/04(Thu)
ぐーぐーが最初の血液検査で猫エイズ(HIV)陽性だったのに、2度目の検査で
陰性に変わったのは何故ですか?という数件の質問メールを頂きました。


ぐーぐー


ぐーぐーは保護した当日に「FeLV&FIV検査キット」で最初のウィルス検査をしました。
(この時の月齢は推定2ヶ月)



動物病院等で現在配布中の冊子「PEPY CATS」に丁度詳しい解説がありました。


FeLV&FIV検査キットというのは、ELISAという手法を用いた検査で
抗原と抗体が反応することを利用している。
もともと、FeLVはウィルスが体内に侵入しても免疫(抗体)は、なかなか立ち上がらず、
ウィルスが血液中を循環しているため、この検査キットではFeLV抗原つまり
ウィルスそのものを検出している。

一方、FIVはウィルスが体内に侵入すると免疫(抗体)が作られ
血液中のウィルスは極端に減少する。
しかししぶとく生き残ったウィルスが最後には免疫系を破壊し抗体を作らせなくすることで
最期のステージに移行するという経過を辿るため、爆発的にウィルスが増殖する末期を
迎えるまでの期間にFIVに感染していることを知るためには抗体の存在を検出する必要がある。

2つの病気のこんな経過の違いからFeLVでは抗原を検出し、FIVでは抗体を検出している。
そのために厄介な事態が、時におきることもあるのだ。

犬も猫も、移行抗体といって生まれてきたときにはじめて飲む初乳を通して母親から
免疫(つまり抗体)を譲り受ける。
新生児の時期に病気をもらわないための自然の防御システムなのだが、この移行抗体は
通常犬猫では18週齢くらいまでには失われてしまう。

母猫がFIVに感染していた場合、子猫にFIVの抗体が移行し、検査をした場合に
陽性という結果が出てしまうことがある。子猫がFIVに感染していなくてもなのだ。
母猫がFIV陽性でも赤ちゃんが体内で感染することは無い。
生まれてくる際に産道で感染を受けることはある。
つまり、まれに感染していない子猫で陽性という結果が出ることがあるということになる。

FIVの移行抗体が完全に消失し結果が陰転するのに要する期間はさらに8週間。
この事態にシロクロをつけるためには、18週+8週=26週の時点で再検査をすれば良いことになる。

※PEPPY CATS 2007年秋冬号 「獣医師のひとくちコラム」より抜粋




要するに、検査キットで出る「猫エイズ」の反応は、あくまでも抗体反応なので
母猫の抗体が残っている子猫ではプラス反応イコール「エイズキャリア」では無い。
その時点でプラスの反応の出た子は、母猫の抗体が消える時期に再検査をすれば良い。
移行抗体は生後6ヶ月以降には確実に消えるので、その時期にすれば確実である。
一度マイナスに変わった反応が後日プラスに変わることは無い。



ぐーぐーの場合は里親募集の都合もあって、丸3ヶ月で再検査しましたが陰転していました。
うちの獣医さんは、子猫のFIV母子感染(垂直感染)は殆ど無いと仰っています。


ぐーぐー?

〔奇跡の1枚〕







まだまだ言葉が足りませんが、とりあえずここまで書き込みまして後日修正したいです。



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ちゅーくん近況
2007/10/01(Mon)
毎日ご飯を食べに来ていた「チュー君」が、1週間ほど姿を見せませんでした。
心配して心配して・・・心配していましたら、汚くなってひょっこりやって来たのです。



しかも首から血を流して・・・どうしたの!

tyuくん





喧嘩傷とかじゃなくて、皮膚病を掻き毟ったか、黴菌が入ったような傷に見えました。
目やにも出てますし、抗生剤をご飯に混ぜて与えたのでした。
それから毎日来てくれましたので、毎日薬をあげて10日程でここまで綺麗になりました。

(写真は2枚共クリックで拡大します)



ちゅーくん(その後)




良かった良かった、これでひと安心♪
ニンマリしながらご飯を差し出しましたら、「シャーッ!」と思い切り威嚇されました(笑)

おっ!元気だね。 嬉しいね〜



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